ログインするだけで満足して終わる夜がある、FF14の不思議な引力

ログインするだけで満足して終わる夜がある、FF14の不思議な引力

この記事のポイント
  • ログインして何もしないまま終わる夜は、FF14プレイヤーの「あるある」として英語圏でも共通認識になっている
  • リムサ・ロミンサは世界中のプレイヤーが集まる「何もしない聖地」で、FCまで存在する
  • BGMを流しながらただ座っている時間が充電になる——これもFF14の正しい遊び方

「今日クエスト進めようと思ってたのに、リムサで2時間ぼーっとして終わった」——そんな夜、一度くらい経験したことがあるのでは。

何かを成し遂げた達成感があるわけでもない。でも不思議と、悪くない夜だったりする。FF14にはそういう引力がある。

「ただいるだけ」がゲームの遊び方になっている

FF14って、なんかクエストとかどうでもよくなる瞬間があるんですよね。ログインして何をするとも決めないまま、ただリムサにいるだけで時間が過ぎていく。

Steamのディスカッションに「なぜリムサ・ロミンサでこんなに人がAFKしているのか」というスレッドが複数立っている。そこで集まった証言がおもしろい。

  • 「ゲームをチャットルームとして使っている」
  • 「BGMを流しながら別の画面で作業している」
  • 「キャラクターのグラムを眺めているだけで楽しい。BGMがあるから」

誰かに絡んでもらう必要もなく、FCのチャットを追う必要もない。ただ、エオルゼアにいる。それだけで完結している。

リムサに「何もしないFC」が実在する

ロドストを見ると、「AFK in Limsa」という名称のフリーカンパニーが北米サーバーに実際に存在し、公開登録されている。名前がそのまますぎて笑えるけど、それが公認されているのがFF14らしい。

GameFAQsのフォーラムには「リムサで2〜8時間AFKするだけ。それが今の自分のFF14」という体験談が投稿され、共感コメントが集まっている。月額を払っているのにクエストゼロ。それでも「間違ってない」という雰囲気が漂っている。

これは世界共通の現象で、英語圏のプレイヤーも同じように「リムサでただ座っている時間」をFF14の正当な遊び方として話している。

スクエニが「いるだけ」を公式に認めた話

2021年7月、エンドウォーカー発売前のプレイヤー急増によるサーバー混雑を受けて、スクエニはAFKタイマーを導入した。一定時間操作がないと強制ログアウトさせる仕組みだ。

ところが2022年のパッチ6.11aでこのタイマーは撤廃された。混雑が落ち着いたという事情もあるが、「ただいるだけ」のプレイスタイルを否定しない判断でもある。

コンテンツをクリアしなくても、レベルを上げなくても、ここにいていい。そういうメッセージに近い。

リムサの海風とBGMが全部やってくれる

リムサ・ロミンサは昼と夜でBGMが切り替わる。昼は「潮風の集う街」、夜は「船乗りは眠らない」。どちらもスクエニ公式のFF14 MUSIC Portalで個別配信されているほど評価の高い楽曲だ。

何もしなくていい。ただ、この音楽の中にキャラクターが立っていればいい。

他の初期都市——グリダニアの「木々のさざめく街」、ウルダハの「希望の都」——にはそれぞれ別の空気感がある。でもリムサに人が集まるのは、あの港町の開放感と海風のBGMが「何もしなくていい気分」にぴったり合っているからかもしれない。

「ログインするだけで満足」は充電の一種

ゲームをプレイするというより、エオルゼアに「いる」時間。疲れた日の夜に、ただキャラクターをリムサに立たせて、BGMを流して、別のことをする。それでもなんとなく満たされて終わる。

世界観が好きで、音楽が好きで、グラムも好き。だから何もしなくても居心地がいい、それだけだと思う。

何もしない夜も、立派なFF14プレイの記録だ。

広告

参考リンク

0 0 0
Xでシェア LINEで送る

クロ猫亭の最新記事をチェック

FF14の話題を毎日お届け中

フォローする

関連する記事