ウルダハの元ネタはイスタンブール?FF14の地名・技名に隠された由来を掘ってみた
- ▸ ウルダハはイスタンブール、リムサは地中海沿岸、グリダニアは古代ドルイドが元ネタ
- ▸ 技名にはFF過去作のオマージュがてんこ盛り(究極幻想、メテオ等)
- ▸ 元ネタを知ると世界設定の解像度が一気に上がって、冒険が何倍も楽しくなる
エオルゼアの地名、なんとなく「外国っぽい響きだな」で流してない? 実は現実の都市や文化圏をモデルにしているものがかなり多くて、知ると世界設定の見え方がガラッと変わる。
三大都市の元ネタを探る
ウルダハ — 砂漠の商業都市
砂漠のど真ん中にある巨大な商業都市ウルダハ。モデルとして最もよく指摘されるのはイスタンブール(トルコ)やドバイなどの中東の交易都市。
- 乾燥した砂漠気候
- 商業と富が集中する都市構造
- 王政と商人ギルドの権力闘争
- 建築様式がイスラム建築風
ゲーム内でも「ウルダハの商人は金がすべて」みたいな描写が多いけど、これはシルクロードの交易都市のイメージと重なる。
リムサ・ロミンサ — 海洋都市国家
港町リムサ・ロミンサのモデルは地中海沿岸の海洋都市。ポルトガルのリスボンやギリシャの港町がよく引き合いに出される。
- 元海賊が建国した歴史(→大航海時代の私掠船)
- 海軍が重要な軍事力
- 港を中心にした都市構造
- 名前の響きもラテン語・ポルトガル語に近い
BGMの「I Am the Sea」が流れるあの港の雰囲気、地中海のリゾート感があるのは偶然じゃないわけで。
グリダニア — 森の宗教都市
黒衣森に囲まれたグリダニアは、古代ケルトのドルイド文化がベース。
- 精霊(エレメンタル)との共生
- 自然崇拝を基盤とした統治
- 外部からの侵入に排他的
- 森の奥深くに都市がある構造
ドルイドは古代イギリスやアイルランドで自然を崇拝した祭司集団。グリダニアの幻術士ギルドや精霊信仰は、まさにその世界観を反映してる。
💡 ポイント: エオルゼアの三大都市はそれぞれ「砂漠・海・森」という異なる環境に置かれていて、現実世界の異なる文化圏をモデルにしている。だからこそ街ごとに空気感がまったく違う。
拡張パックの地名もネタの宝庫
三大都市だけじゃなく、拡張で追加されたエリアにも元ネタがぎっしり。
| エリア | 元ネタ・モチーフ |
|---|---|
| イシュガルド | 中世ヨーロッパの城塞都市。宗教国家の描写はバチカン的 |
| クガネ | 江戸時代の日本(鎖国下の出島+京都の町並み) |
| クリスタリウム | 中世~近世ヨーロッパの要塞都市 |
| オールド・シャーレアン | 古代ギリシャの学術都市(アレクサンドリア図書館のイメージ) |
| トライヨラ | 中南米・マヤ文明をベースとした黄金郷 |
クガネの街並みを見て「完全に京都じゃん」ってなった人は多いはず。出島をモチーフにした「外国人居留地」的な設定も、歴史好きにはたまらないディテール。
技名に潜むFF過去作オマージュ
FF14は地名だけじゃなく、技名やボス名にも過去作からの引用が大量にある。
- 究極幻想(アルテマ) — FF2で初登場し、シリーズを通じて最強クラスの魔法として登場し続けている。FF14ではアルテマウェポン戦のBGM名にもなった
- メテオ — FFシリーズ伝統の大魔法。FF14ではバハムートの「メテオ計劃」として物語の根幹に
- ファイナルヘヴン — FF7のティファのリミット技。FF14ではモンクの大技
- エンドアスピル — FF8の青魔法。FF14では青魔道士のラーニング技
- 聖剣技 — FFタクティクスの聖剣技がナイトのアビリティとして登場
こういうオマージュに気づくたびに「開発チーム、わかってるな……」ってなるのがFF14をプレイする楽しみのひとつ。
知れば知るほど深い、世界設定の沼
地名の元ネタや技名のオマージュを調べ始めると、エオルゼアの世界設定は恐ろしく作り込まれているのが実感できる。
ロドスト(ロードストーン)の世界設定コーナーや、百科事典「エンサイクロペディア エオルゼア」を読み込むと、さらに深い設定が出てくる。設定資料集の分厚さは伊達じゃない。
次にウルダハを走り抜けるとき、「ここ、イスタンブールっぽいんだよな」と思い出すだけで、見慣れた景色がちょっと違って見える。元ネタを知ることで、エオルゼアの冒険に新しいレイヤーが加わる。
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