チャットゼロで伝わるFF14のエモート文化

チャットゼロで伝わるFF14のエモート文化

この記事のポイント
  • FF14には400種類以上のエモートがあり、テキストなしの非言語コミュニケーションが根付いている
  • /bowによる挨拶慣習は海外プレイヤーにも通じる万国共通の礼儀として定着
  • グループポーズ・縦撮りモード・自撮りエモート等でSNS映えするエモート文化も進化中

「お疲れ様でした」も「ありがとう」も打たなかった。でも伝わった——そういう体験が、FF14では日常的に起きている。

チャットゼロでも感情や意思が届く。400種類以上のエモートを駆使した非言語コミュニケーションは、FF14独自のエモート文化として長年育まれてきた。


エモートとは何か

エモートとは、キャラクターがアニメーション付きのモーションを実行するアクションのこと。メインメニューの「コミュニケーション」→「エモートアクション」から選択するか、/コマンド名 でテキスト入力して発動できる。

カテゴリは「あいさつ」「会話」「人に対する肯定的な所作」「ポジティヴな感情」「ネガティヴな感情」「おどり」など多岐にわたる。/コマンド名 motion とサブコマンドを付けると、チャットログに表示されるテキストなしでモーションのみを実行できるのも便利なポイントだ。


定番の挨拶エモート

コミュニティに定着している主な挨拶エモートをまとめると:

コマンド正式名称使われる場面
/bowお辞儀するダンジョン開始・終了時の挨拶
/wave手を振るすれ違いや別れ際
/clap拍手する称賛・お疲れ様の気持ちを伝える
/cheer応援する誰かを鼓舞したいとき
/pray祈るボス攻略前などの気合い入れ

なかでも /bow(お辞儀する) は特別な存在感を持っている。ダンジョンのクリア後に全員がお辞儀するのが「暗黙のマナー」として広く根付いており、日本語が通じない海外プレイヤーとの間でも礼儀が成立する万国共通の表現として機能している。


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言葉ゼロで伝わる合図——ボス部屋前のジャンプ

コミュニティでよく見られる非言語コミュニケーションとして知られているのが、ボス部屋前でタンクがジャンプして「準備できた、行くよ」を示し、他のメンバーが同じくジャンプで応答するやり取りだ。

テキストチャットなし、フキダシなし。ジャンプだけで意思が伝わる。初めて体験したときに「なんか良いな」と感じたヒカセンは多いはず。


挨拶マクロという文化

さらに上を行くのが「挨拶マクロ」の存在だ。エモートにオリジナルのセリフを組み合わせたマクロを作成し、ダンジョン開始・終了時に一発で展開する文化がある。

たとえば「よろしくお願いします!」というメッセージと同時に /bow motion が発動するよう組んでおけば、タイピングの手間なく挨拶が完了する。テキスト入力が苦手なプレイヤーや、手早く挨拶を済ませたい場面でも重宝されている。


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グループポーズとSNS発信

エモートはスクリーンショット文化とも密接に結びついている。「グループポーズ(フォトモード)」機能を使うと、エモート中のキャラクターを好きなアングルで撮影でき、ライト設定・フィルター・フレームなど多彩な編集機能も利用できる。

さらに公式が「縦撮りモード」を搭載したことで、スマホ向けSNSへの投稿がよりスムーズになった。

https://x.com/FF_XIV_JP/status/1956283235844915582


ハッシュタグ「#このエモが使える」

#このエモが使える」というハッシュタグが2017年10月頃からXに定着している。「このシーンにはこのエモートが合う」という発見をシェアする文化で、エモートの新たな使い方を広めるコミュニティ発のムーブメントだ。


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最近の注目エモート

パッチが進むごとに新しいエモートも追加されている。

パッチ7.18 では、instaxとのコラボにより「撮影する」エモートが全プレイヤーに自動登録(無料配布)された。

https://x.com/FF_XIV_JP/status/1887851618638729680

パッチ7.21 では、コスモエクスプローラーのコンテンツ「コスモフォーチュン」の景品として「タブレットで自分の姿を記録する」という自撮りエモートが登場。撮影・記録をテーマにしたエモートが続いていて、スクリーンショット文化との親和性がさらに高まっている。

パッチ7.5 ではチョコボが「なでる」「つつく」のエモートにリアクションするようになり、相棒との交流もひとつ深まった。


「言葉なしでわかり合える」がFF14らしさ

チャットが苦手でも、言語が違っても、エモートがあれば気持ちは伝わる。それがFF14のコミュニティを13年間温め続けてきた理由のひとつでもある。

次にダンジョンをクリアしたとき、ふとお辞儀してみると、向こうもお辞儀を返してくれるかもしれない。

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